カービィ好きによるカービィファイターズ2の感想、評価、レビュー!!
おまたせしました!!2020年9月24日に突如配信された「カービィファイターズ2」を完全クリアしましたので、感想やレビューを書いていくよ!
正直このゲームには棘がある。面白い分、不満や愚痴もあるのでご了承を。一応カービィシリーズは本編も番外も全てやり込んでいるので、過去作との繋がりなんかも紹介していけたらいいな。ネタバレ注意です。それではいってみよう
- カービィファイターズの紹介
もともとカービィファイターズは3DS用ソフト「星のカービィトリプルデラックス」に収録されたサブゲームの一つだった。コピー能力同士でバトルして相手の体力を0にした人が勝ち、という基本的なルールはこの時から。10種類の能力(ソード、カッター、ビーム、パラソル、ボム、ハンマー、ファイター、ニンジャ、ウィップ、スナイパー)、多種多様なステージやアイテム、ひとりで勝ち抜きモードや対戦モードなど、サブゲームにするのが惜しいくらい完成度は高いものであった。難易度めちゃむずのシャドウカービィの強さは知る人ぞ知る語り草に
- カービィファイターズZの紹介
その後3DSダウンロード専用ソフトとして続編である「カービィファイターズZ」が配信。基本的なシステムは前作と同じだが、新たにチーム戦が導入された。それに伴いチーム合体砲という、スマブラの最後の切り札みたいな要素も登場。その他にもビートルとベルの追加やステージの増加、ラスボスであるチームデデデ戦でのファンサービスなど、前作から正統進化した良作と言える。
- カービィファイターズ2の紹介
そして先月switchで配信された「カービィファイターズ2」に至るわけです。SwitchになったことでHD化し綺麗になったことは勿論、新モード新コピー新ステージなど、多数の新しい要素が盛り込まれている。
良いところ
- 多彩な操作キャラや技
前作から12種類の能力は全て続投。加えてアーティスト、ウォーター、スティック、ヨーヨー、レスラーの5種の能力が追加!特に新能力であるレスラーは、多彩なプロレス技で豪快に敵を投げ倒す爽快感抜群の能力だ。
またデデデ、メタナイト、グーイ、ワドルディ、マホロアの5人も参戦!カービィ達とは違った戦い方が可能!
どのキャラも多種多様な戦い方ができ面白い。そもそも2000円代の対戦ゲームで22キャラもいるのは頭おかしいw。
各キャラには多くのコマンド技用意されている。技多すぎると覚えられないかもしれないが、ゲーム中いつでもポーズ画面で技の操作確認が可能なので安心。トレーニングモードもあるのでとことん己の技を磨けるぞ。
- ステージ!アイテム!多数増加!
前作のステージは全て続投(名前が変わったものもある)。新ステージも7個あるぞ。食べ物と爆弾が飛び交う「激突!グルメレース」、巨大ロボットがプレイヤーを潰そうと襲い来る「鉄巨兵ギガヴォルト」、三魔官がそれぞれ攻撃してくる「暗黒要塞ジャマハルダ」など、ユニークな新ステージがバトルを盛り上げる。総ステージ数は20!
更に新アイテムも追加!叩くことで追尾弾を放つ「バリッカウェポン」、一定時間無防備になる代わりにステータスを大きく上げる「おうえんポンポン」、固いが壊せば有力なアイテムが飛び出す「アイスコンテナ」など。その他にも前作までのアイテムは全て登場するぞ。
これらのステージ、アイテムは活用することで戦況を有利に進めることができ、対戦ゲームを盛り上げることにも成功している。
- 対戦ゲームとしての充実性
スマブラのパロディゲーだが、意外にも対戦ゲームとしてよく出来ている。スマブラよりも操作やシステムがシンプルでありとっつきやすい。それでいてキャラやステージやアイテムも多いので、慣れると多様な遊び方ができ、対戦ゲームとして実に充実している。対戦形式としては個人戦とチーム戦がある他、細かくルール設定もできる。アイテムやステージギミックが嫌いな人は設定で無しにすることができたり、ハンデを細かく設定しプレイヤー同士の差を縮めることもできる。またカービィの帽子も変えることができ、お洒落な姿でバトルに挑めるぞ。
またファイターズシリーズ初となるオンライン対戦も可能だ。野良で自由にマッチングするモードとフレンド同士で対戦するモードの2種類がある。前作の時から「オンラインでフレンドとできれば面白いのになぁ」と感じていたので、個人的にはかなり嬉しい。勿論ローカル通信で対戦することもできるぞ。
- ストーリーモードの面白さ
本作からの新モードとして「ストーリーモード」が登場。といっても言うほどストーリーは無いようなもので、連続で勝ち抜き最上階のボスを倒すことを目的としたモードだ。連戦につき体力回復手段はあまりないが、1勝するごとにアイテムでキャラを強化することが可能。アイテムの種類は様々で、ステータスアップや一定の敵に対する火力上げ、防御のお守りやスコアを上げるものなど、非常に多い。自分の強さや残りの戦う回数などをよく考えて、アイテムを取捨選択していく面白さがあった。
序盤は連戦数も少なく簡単だが、終盤になると50連戦という長丁場に加えて3回ミスになると最初からやり直しという鬼畜仕様へと変わる。その為難易度が非常に高く、全ストーリークリアだけでも10時間は遊べる為、明らかに値段以上のボリュームだ。
おまけにラストに戦うデデデ大王&メタナイトの連携攻撃演出の数々は、彼らの絆を深く感じることができ、シリーズファンなら鳥肌モノ。
- やり込み要素とご褒美の多さ
今作には「ファイターランク」というものがある。様々なモードを遊ぶことでもらえるランクポイントが一定値を超えるとランクが上がる。特筆すべきは1ランク上がるごとに必ず何かしらのご褒美が貰えるということだ。ご褒美の種類は非常に多く、隠しキャラや隠しステージ、見た目を変えるレア帽子、実質サウンドテストの役割も果たしている裏曲、隠しアイテムなど。これは単に量が多いだけでなく、ゲームを遊べば遊ぶほどご褒美が得られるのでなんか嬉しくなる(語彙力)。
- bgmが良い
これはいつものことと言えばそれまでなのだが。今回は和風アレンジが全体的に多い。今までのカービィとは一味違ったリミックスが楽しめるだろう。アレンジの選曲も素晴らしく、64のとるとるバトルや鏡の大迷宮のタイトルなど意外な曲がアレンジされている。
自分のお気に入りを一つ挙げるとすれば♪めちゃむずシャドウカービィ戦だ。鏡の大迷宮のbgmのメドレーとなっており、森・自然エリアが死ぬほどカッコいいアレンジに仕上がっているので、初見の時は思わず奇声を上げてしまったぜ。
そして地味に嬉しかったのは裏曲システム!スマブラDXと同じような感じで、1ステージに2曲収録されている。裏曲を出したいときはステージ選択画面でXボタンを押しながらステージを選ぼう!
- コスパ良い
ボリューム、新要素、対戦要素がこれだけ豊富にあるにもかかわらず1,800円+税なのは明らかにおかしい。コスパが良すぎるしハル研が良心的すぎる。いつもありがとうございます!一生ついてきます!
悪いところ
- ストーリーモード5章が長すぎる
初見は楽しめたけど、さすがに50連戦は長すぎるよ。仕様上50戦中キャラ交代はできないから飽きやすい。おまけに後述する100%クリアを目指すなら地獄のような長さを味わうことになる。
- ボスの使い回しが多い
これもいつものことと言えばいつものこと。ストーリーは5章まであるのだが、そのうちの4つはラスボスが全て同じ。登場するボス自体もラスボス含めて4種類しかいないので少ない。
- CPUが馬鹿
敵のではないです。味方のCPUが非常におバカです。目の前に無防備な敵がいるのにジタバタして何もしなかったり、ゴースト化したのにふわふわ移動するだけで全然復活してくれなかったりと。この点もいつものことというかお馴染みというか…。
味方のかしこさアップというアイテムがあるので、それを取ると多少マシになる。
- 「ひとりで」モードの理不尽さ
9連戦してタイムを競う「ひとりで」モード。難易度はやさしい、ふつう、むずかしい、めちゃむずの4種類あるのだが、むずかしい以降の難易度がとてつもなく理不尽すぎる!超高速反応するCPUは1体だけでも倒すのは困難。人間には不可能な動きや反応で襲い掛かる。
更に酷いのは基本的に人数不利な点!なんと敵同士がチームになって虐めてくるのだ。2対1もしくは3体1で数の暴力でプレイヤーをフルボッコにしてくる。大抵は壁に追い詰められて、抜け出せないほどハメられ永遠とボコられます。前作まではこんなことなかったのに、どうして今作はこうなってしまったのか…。難しいとかいうレベルじゃない。本当に理不尽!調整不足!スタッフのドS!
まともに戦って勝ち目はないので、ひたすら逃げてステージギミックやアイテムに賭けるというみっともない戦い方をせざるを得ない。非常にイライラする上に精神的にも大ダメージを受けるで覚悟が必要です。
そして後述する100%クリアの条件には恐ろしいことが…
- ファイターランク上げが作業ゲー
もうね、これが何よりも辛かった。最初こそサクサク上がるファイターランクだが、60を超えたあたりからほとんど上がらなくなる。ひとりでモードの全キャラクリア、ストーリーの全キャラクリアを終わってもまだ80%くらいであり、残りの20%はストーリー5章を周回する生き地獄のような作業をひたすら繰り返していた…。最終的には辛さも苦しみも消えて、虚無に至ってましたw。
基本的に効率的にランクを上げる方法なんて無いです。ランクが上がる値の厳しさに対して、各モードでもらえるランクポイントが少なすぎる!せめてオンラインモードは勝ったら5000ポイントくらいよこせえええ。
ここで突然ですが、ランク上げ作業中に思い付いたエアーマンが倒せないの替え歌を
♪(ランクが)上がら~ないよ~
あのーポイント何回やっても少ない
ストーリーモードやり続けてもいずれは作業ゲーと化す
他のモードもっ 試してみたけどポイント少ない意味がない!
だから次は絶対勝つ為に、僕は作業用BGMだけは絶対取っておく
- 100%クリアがノーヒントかつ鬼畜
ゲーム内で100%にする条件が基本的にノーヒント。「え!?どうすればいいの」ってなります。そして条件も非常に鬼畜
①ストーリー4章もしくは5章を全キャラでクリア
②ひとりでの難しいもしくはめちゃむず全キャラクリア
③ファイターランクを100にする
④ストーリー全章クリア
⑤ひとりで全難易度クリア
殺す気かな・・・?全部やり終える頃には65時間もプレイしてました。
- カラー変更ができない
これは本当に些細な点なのだが、カービィの色を変えることができない!前作までは赤、緑、黄、青、メタナイトカラー、白、シャドウカラーに変更することができた。しかし今作は一切廃止。寂しい…。
- まとめ
1800円+税の割には値段以上に長く遊べて面白い良作だが、あまりにも鬼畜な仕様やストレスの溜まる理不尽さも見過ごせない。カジュアルかつ気軽に対戦を楽しむ分には問題ない。が、ガチでやり込めばやり込むほど地獄を見ることになるだろう。何にせよカービィが好きならば遊ぶべきであるし、地獄の100%クリアもカービィ愛で頑張れ!
70点/100
スーパーマリオ3Dコレクション感想メモ
9月18日に発売したSwitchソフト「スーパーマリオ3Dコレクション」を完全クリアしたので、感想を語っていきます。
- 3作品がどこでも手軽に遊べる
「スーパーマリオ64」「スーパーマリオサンシャイン」「スーパーマリオギャラクシー」の3作がswitchで全て遊べてしまう。この事実がいまだに信じられない。64を押し入れから引っ張りだす必要もない。3色ケーブルを接続する必要もない。センサーバーにwiiリモコンを合わせる必要もない。面倒な手間をかけずにどこでも持ち運んでこの3作が遊べてしまうのだから驚きである。switchというハードの性能上、いつでも中断が可能で、更に3作品ともロードが速いので複数のゲームを切り替えつつ遊ぶこともできる。
- リマスター化による進化
勿論最新機種に移植するにあたり3作全て解像度が上がっている。特にサンシャインの美しさは目立つ。水やステージビジュアルが原作から大幅に綺麗になり、画面サイズも広くなったので視認性も向上。
また、マリオギャラクシーではジョイコン操作が非常に快適だ。ジャイロ機能によるポインター操作も良く反応するので、原作そのままの操作を味わえる。むしろセンサーバーやヌンチャクとの接続線も無いので、プレイの快適度は原作よりも上がっているだろう。更にスピンはYボタンでも可能になったので、いちいちコントローラーを振らなくてもよくなった。
- サウンドトラック収録
これ目当てで買う人もいるのではないだろうか。収録された3作品のサウンドトラック機能が入っているのである。どれも名曲ばかりでそれを自由に聞けるだけでもうれしい。また、サウンドトラックを実際に購入しようにも、値段がかなり高騰しているので、よけいに3Dコレクションのサントラ機能はありがたい。switchの画面を閉じたまま再生もできるのがまた嬉しいところ
- ボリューム十分
収録された3つの3Dマリオはどれも完成度が高い名作だ。追加要素は無いものの、原作を忠実に移植しているので、3つまとめてかなりのボリュームを誇る。3作一気プレイをしてみるのも面白いだろう。
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悪魔城ドラキュラシリーズを振り返る 後編
後半でございます。今回はシリーズ後期の定番となる探索型悪魔城をご紹介します。まず探索型とはなんぞや?お答えしましょう。コナミ版メトロイドです(笑)。星のカービィ鏡の大迷宮とも言える。
舞台は広大な迷宮となった悪魔城。至る所にアイテムや装備品が隠されており、それらを探して集めることでキャラを強化していく。また経験値やレベル制も導入されているので、ジャンルはアクションRPGとなった。例えアクションが苦手でもレベ上げでゴリ押しが可能だから初心者でも安心。収集要素ややり込み要素も盛りだくさん。そしてクリア後には毎度恒例の隠しキャラモードが存在する。変態的な挙動をする奴らが多く、TAS動画で人気。今回は探索型ドラキュラの歴史をドラキュラ名曲と共にお送りします。さぁいってみよー
- 悪魔城ドラキュラX月下の夜想曲(PS)
PSでドカーンと発売された初の探索型。時系列的には血の輪廻の続編。
主人公は悪魔城伝説で登場したアルカード。過去作のキャラが再登場して主人公を務めるのはアツイ。そしてこの男、なんとドラキュラの息子さん。ただし人間の味方なのでご安心を。更にシリーズで初めて鞭を使わない主人公。剣や杖で戦います。狼や蝙蝠や霧にも変身できます。魔力を消費して魔法や必殺技も打てちゃいます。とても新鮮な主人公だったわけだ。
ストーリーはいつも通りドラキュラ倒せ倒せって感じ。続編ということもあり、リヒターやマリアといった前作の登場人物はいっぱい出てくるぞ。会話シーンはフルボイスで展開される。
このゲームの魅力は詰め込まれ具合。初の探索型にしてその完成度はめちゃ高い。豊富な装備品やアイテム、コマンドで繰り出す必殺技、遊び心満載の小ネタ、お供として召喚できる使い魔などなど...あらゆる要素が散りばめられている。悪魔城もかなり広く、中盤以降には逆さ城という悪魔城をそのままひっくり返したステージも攻略することになるのでボリューム満点。探索の歯応え抜群。
bgmは今までのメロディックなサウンドとは違う、美しく壮大な音楽でまとめられている。神曲しかないのでぜひ探索中に堪能してほしい。
難易度は超優しめでヌルい。アルカードはメキメキ強くなるし、バランスブレイカーな装備や技も多い。そのため大味で荒削りなゲームバランスではある。良く言えば初心者でもサクサク進めて楽しめるってわけ。戦闘面での難易度は低い分、探索面はかなり作り込まれ濃厚なので探索好きな人はご安心を。
クリア後にはリヒターも操作可能。アッパーやタックル、ムチ回しやスライディングなど新技を多数習得。血の輪廻とは違った操作感で楽しめる。SS版やXクロニクル、Xセレクションではマリアも使用可能だ。クリア後に別キャラモードが解禁されるのは後のシリーズでお馴染みの要素となるぞ。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★★
お気に入りbgm載せ
GBAで発売した探索型2作目。携帯ゲーム機ということで全体的にシンプルな作りとなった。その分難易度は高め。ショップは無く、アイテムは全て敵のドロップからでないと手に入らない。ボスも強いものが多く、ついでに操作性もクセあり 笑。
主人公はネイサン。従来通り鞭のみで戦う。ドラキュラに師匠のおっさんが囚われてしまったので助けに行くというストーリー。
新システムとしてはDSS(デュアルセットシステム)というものが登場。敵からドロップするカードを装備して様々な効果を得るというもの。
bgmは GBAなのに音源が超綺麗でとても良い!Aqoursやvampire killerなどの過去アレンジ曲多め。
簡素なゲームだが完成度は高く、とても面白い。 GBA悪魔城では一番オススメ。
お気に入り度★★★★☆
おススメ度★★★★☆
- castlevania 白夜の協奏曲(GBA)
おーーーいタイトル変わってますけど!?Σ(゚д゚lll)
なんと急に海外名(castlevania)と統一させちゃったみたいですw。今更か。
でも内容はいつもの探索型悪魔城なのでの安心を。
主人公はジュスト・ベルモンド。鞭のみで戦います。ストーリーは前作のようにおっさんでは無く、可愛い女の子を助けに行くというものに(モチベ上がる)
今作を一言で表すなら月下の再現。システムは月下に近くなり、ドット絵は GBAとは思えないほどヌルヌル動いて大迫力!悪魔城も表と裏の2つの世界を探索する必要があるなど、ボリュームも探索要素も月下並になった。
一応オリジナル要素もある。一番の特徴はダッシュである。LとRボタンで前後に素早くダッシュ可能。広大な悪魔城を、まるでロックマンXかのように高速で駆け抜けられて爽快。ダッシュで近づいて避けてのヒット&アウェイ戦法も楽しい。
またクリア後の隠しキャラモードが復活。今作の隠しキャラであるマクシーム・キシンは視界で捉えるのは困難なほど変態的な動きでTAS界を騒がせたぞ。
bgmはなんというか微妙。音源が粗かったりイマイチ印象薄いメロディが多かったり。ただvampire killerのアレンジは良かった!
操作性もなんかフワッとしてて違和感。魔道書でサブウェポンを派手にするシステムも存在が薄かったかな。
お気に入り度★★☆☆☆
おススメ度★☆☆☆☆
- castlevania 暁の円舞曲(GBA)
前作が月下の再現だったのに対し、今作は月下から脱却し、システム世界観ストーリーを一新して新たな探索型を築き上げた!
舞台は2035年の日本!主人公は来須 蒼真くん日本人。日本に何故かドラキュラ城が出現し、城に閉じ込められた蒼真くんが脱出を目指すという物語。舞台も主人公もドラキュラらしくない斬新な設定で、特にゲーム後半ではまさかの展開になりいつものドラキュラとは一味違ったストーリーが楽しめる。
ゲーム性での特徴はやはりタクティカルソウルシステムだろう。敵を倒すと低確率でソウルを入手。そのソウルを装備して使うことで敵の技を使えるようになるという、カービィのコピー能力みたいなシステム。このソウルの数が膨大で、全ての雑魚的そしてボスからもソウルを得ることが可能。多種多様なソウルを使い分ける楽しさやソウル集めなどのやり込み要素としても機能している。
またbgmは前作から少し音質が良くなり、グラフィックも相変わらず細かく描かれているのでGBA3部作の中では一番まとまった出来である。クリア後にはユリウス・ベルモンドという変態でドゥエドゥエして楽しもう!
お気に入り度★★★☆☆
おススメ度★★☆☆☆
いつの間にか悪魔城ドラキュラに戻り、DSでの発売となった作品。ストーリーは前作「暁の円舞曲」の続編であり、主人公も蒼真くんである。
システムは前作のタクティカルソウルシステムをより進化させたものであり、装備しやすさや入手しやすさなどで便利になっている。
DSの上画面にマップ、下画面にゲーム画面を表示することによって、いちいちポーズしなくてもマップを確認できるようになったので、探索の効率が上がった。他にもタッチペンでなぞることで解く仕掛けや敵を封印する「魔封陣」といったタッチ操作も組み込まれている。
また、グラフィックとサウンドは更に磨きがかかり、もはや月下の夜想曲とほぼ同じ出来に近い。新曲や過去アレンジ曲も良いバランスで使われており、bgmは良い。
ソウル集めやアイテム引き継ぎ周回プレイ、クリア後のユリウスモードなどやり込み要素も充実。特にユリウスモードはアルカード、ヨーコ、ユリウスの3人操作できるという豪華仕様でストーリーも付いてくるのでかなり楽しい。
全体的な出来も良く作られており、探索型悪魔城として完成されてきた。また、ボス戦は大迫力かつ手強い奴らが多めで、緊張感があって超面白かった。ボスラッシュモードもハマる。
絵柄がアニメ調になったことは賛否両論だが、個人的にはあまり気にならない。DS3部作の中では一番入手しやすい作品なので是非おすすめしたい良作。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★★
- 悪魔城ドラキュラギャラリーオブラビリンス
DS悪魔城2作目であり「バンパイアキラー」の続編。主人公は鞭や剣など様々な武器を扱えるジョナサン、攻撃や回復やステータスアップなど様々な魔法を使いこなすシャーロット。ダブル主人公となっており、二人を切り替えつつ操作するのも良し、二人を同時に出して片方はcpu操作で遊ぶのもよし、と二人で遊ぶスタイルとなっている。ステージの仕掛けも二人で解いていくものが多かったり、二人で連携して行う必殺技が複数あったり、ボスも二人同時に襲い掛かってくる奴が多かったりと、何かと二人であることを全体のテーマとしているようだ。特にラスボス戦はいつもと違った戦いで胸熱だろう。
タイトルにもあるように今作は絵の中に入って絵画の世界を冒険する。マリオ64のようなものと考えて頂ければわかりやすい。ドラキュラ城を拠点として、各地に置かれた絵画のダンジョンを見つけて攻略する。今まではドラキュラ城を舞台にせざるを得ないため、どうしてもビジュアル的にマンネリ化は避けられなかった。だが絵画の世界という設定を活かして今までのドラキュラではあり得なかった、砂漠や町やサーカス会場といった新しいステージビジュアルを楽しむことが可能。
また歴代キャラが大勢登場しており、懐かしい雑魚からボスまで何らかの形で姿を見せてくれる。bgmも新曲アレンジ曲どちらも素晴らしい出来であり、サウンドテストも搭載。シナリオは「バンパイアキラー」や「月下の夜想曲」と深く関連しており、シリーズをやってきた人なら驚く。またドラキュラとは別にブローネルというバンパイアが敵として登場する、という展開は今までになかった斬新な展開だ。
やり込み要素はシリーズ最大ボリュームであり、アイテムの量もクエストの量も半端ない。マップ達成率100%や全武器魔の熟練度上げ、アイテム引き継ぎ周回プレイやボスラッシュなどは勿論。クリア後の別キャラモードは3つも存在するという豪華仕様。
リヒターとマリアを操作してドラキュラ城で暴れる「リヒターモード」、作中に登場するステラとロレッタで冒険できる「シスターモード」、完全にネタに走ったオールドアクスアーマーを操作する「オールドアクスアーマーモード」。どれも本編とは違ったアクションが用意されていて非常に楽しい。また、ラスボス以上に難易度の高い敵や裏ボス達が待ち受ける裏ダンジョンも用意されている。
前作はDSの要素を無理やり使おうとした結果、タッチペン操作を強要されすぎるという不満点もあったが、今作はタッチペン要素をほぼ廃止。従来通りのボタン操作で快適に遊ぶことが可能だ。
超ボリュームかつ悪魔城としての面白さも安定した名作。ただ入手が困難となっているので、もし中古屋で見つけたら間違いなく買って損はない。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★★
DS悪魔城三作目であり、シリーズ最後の探索型悪魔城である。今までのどの作品とも繋がらないパラレルワールド世界の物語であり、主人公はなんと女性主人公となったシャノア。ドラキュラを倒すための究極のグリフの刻印(装備する魔法みたいなもの)を兄弟子のアルバスに盗まれてしまっただけなく感情や記憶も奪われたシャノア。アルバスを追って各地を転戦する。しかしアルバスを追うごとに少しづつ明かされていく真実や疑問。そして終盤の展開はいつもとは一味違った熱さと切なさがある。エンディングはあっさりしつつも感動的な締め目くくりとなっている。正直ストーリーは歴代悪魔城で一番良いと思う。
今回はグリフというシステムが登場。武器で攻撃するグリフや魔法を使うグリフ、使い魔を召喚したり自身の能力を上げたりなど、様々な効果をもつグリフが存在。グリフは敵やステージ探索でドロップし、それを装備して使う。グリフのカスタマイズ性はかなり高い他、複数のグリフを組み合わせた必殺技も用意されている。
物語の展開上、ステージが悪魔城だけではない。森林や渓谷や海や氷山といった全く新しいステージの数々でマンネリ打破を目指している。勿論いつも通り悪魔城もちゃんと登場するのでご安心を。ステージマップはそこまで複雑ではなく、ステージクリア型悪魔城のようなシンプルなコースが多い。その分敵の数や配置がいつもより難易度高めであり、相当な歯ごたえがある。特にボス戦はシリーズ中でも強者揃いであり、一筋縄ではいかないだろう。純粋にステージ数も多いので、ストーリーをクリアするだけでもつもより長めだ。
それに加えてクエストやアイテム回収、グリフコンプリート、ボスノーダメージ撃破やクリア後のアルバスモードなどやり込み要素は相変わらず充実。新曲多めではあるが、やはりbgmも素晴らしい。周回プレイではレベルも引き継ぐことが可能になり、1周目で勝てなかった敵をレベル差の暴力でごり押すこともできる。
悪魔城として高い完成度を誇り、bgmやストーリーも文句なしのとても良いゲームだ。ただし入手が非常に困難であり、値段も高騰してプレミア化している。高いお金を払ってでも買う価値はあるので、是非おすすめしたい。
これ以降探索型悪魔城としての新作は出ておらず、シリーズは事実上終了してしまっている…。悲しい。スマブラ参戦も果たしたし、シリーズ復活させてくれないかなコナミさん…。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★★
最近はメトロイドヴァニア(メトロイドと悪魔城ドラキュラの海外名castlevaniaを合わせた)というジャンルが確立され、多くのメトロイドヴァニア関連作品がリリースされてきた。switchではインディーズゲームに多くのメトロイドヴァニア作品が存在する。ホロウナイトやデッドセルズなど名作メトロイドヴァニアも生まれ評価される。
勿論原点であるメトロイドもスマブラの影響もあって知名度も高く現在でもswitchなどで手軽に遊ぶことができる。一方でもう一つの原点である悪魔城ドラキュラシリーズはスマブラ参戦したものの地味なイメージがあり、入手困難なソフトばかりなので手軽に遊べず知名度も低い…。
せっかく内容が面白すぎるのに誰も知らないのが勿体ない。もっと悪魔城シリーズが世に広まってほしいと思う今日この頃であった。
ペルソナ5 4周年おめでとう!
俺が人生で一番好きかも知れない神ゲーRPG「ペルソナ5 」が4周年!おめでたやー!!いえーい!
というわけで何かできないか考えた結果、ひっっっさしぶりにお絵描きしました。どぞ
主人公!コードネームはジョーカー。屋根裏ゴミとか10股とか言われてますけど、それも含めて愛されるカッコいい主人公だよねー
高巻杏ちゃん。コードネームはパンサー!めっちゃいい子!ペルソナ5 で2番目に好きな女の子です!可愛いし性格いいし最高ですね。あとセクシー!
佐倉双葉ちゃん!コードネームはナビ!引きこもりの天才ハッカーという今までにいない斬新なキャラ!可愛いすぎるんだよな!ゲームではこの子と恋人になりました!双葉一択に決まったんだろ!(杏ちゃんとだいぶ迷った)
以上!モチベが足らなくて3枚しか描けなかったです!ペルソナ5 最高!今からやるならペルソナ5 ロイヤルがおすすめだよ!じゃあな!
ゼルダの伝説シリーズをざっくりと紹介する
- ゼルダの伝説(FC)
ファミコンディスクシステムのおかげで容量が増えたので、長編ゲームが必要ということで作られたアクションアドベンチャー。広大なマップに多くの探索要素、アイテムを使った謎解き、トライフォースを巡るガノンとの戦いなど。ゼルダお馴染みの要素はここから存在。ゲーム開始からすぐに放り出され、何処に行けばいいのか分からない不親切さはあるものの、逆に言えば自由度も高いので好きな遊び方が可能。クリア後は難易度が高い裏ゼルダにも挑戦しよう。
お気に入り度★★☆☆☆
オススメ度★☆☆☆☆
- リンクの冒険(FC)
2作目にして異色作である。2Dのアクションゲームとなり、剣アクションが強化された。またレベルや経験値の存在や、フィールドで敵とエンカウントして戦闘になるなど、RPG的要素も組み込まれた。難易度もかなり高く、ラスボスのダークリンクは一筋縄ではいかない。シリーズの中でもかなり特殊な作品で少々取っ付きにくい欠点がある。
お気に入り度★★☆☆☆
オススメ度★☆☆☆☆
個人的にゼルダが本格的に面白くなりだしたのはこの作品からだと思っている。1作目のシステムをベースに正統進化させた作品。光と闇の二つの世界を大冒険!難易度は大幅に抑えられ、誰でも遊びやすい良調整に。それでいてグラフィック、サウンド、システムなど全てがパワーアップ。2Dゼルダの完成形と呼べる作品であり、以降の2Dゼルダはこの作品をベースに作られていくことに。switchオンラインに含まれているので今からやるならそちらを。
お気に入り度★★★★☆
おススメ度★★★★☆
GBになったことでコンパクトな作りとなった番外作2Dゼルダ。2つのボタンにアイテムを自由に装備できるシステムや他シリーズからのゲストキャラが多いのが特徴的。またストーリーが切なく心が痛くなるのも印象的。コホリント島という不思議な島に漂流してしまったリンク。島からの脱出を試みるものの、次々と魔物が襲い掛かる。そして物語後半で知ることになるコホリント島の真実に、誰もが苦悩することだろう。どこか不思議でとても切ない思い出に残る物語となっている。GBながらダンジョン数や面白さは神トラに負けず劣らずの高クオリティを誇る名作。
ジオラマ風のグラフィックへと変貌したリメイク作。ボタン数の増加によりアイテム切り替えする手間が減ったことや、フィールドをシームレスに移動できるようになったことなど、ハード進化の恩恵を存分に受けている。演出も勿論進化しており、ストーリーもより感動的に。基本的には原作に忠実なので今からやるならこっちのバージョンがおススメ。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★☆
64の中でもずば抜けて評価の高い名作。ゼルダらしさはそのままに、3Dアクションへと移行した作品。初めての3Dアクションであるにも関わらず、異常なほどの完成度を誇る本作だが、自分的に注目すべき点は2つ。1つはZ注目システム。敵にカメラが注目してくれるシステムで、これにより「攻撃を当て難い」という3Dアクションの問題を解決。2つ目はナビシステム。今までにはいなかった相棒キャラのナビィという妖精が登場。2D以上に何処へ行けば分からない3Dゲームにおいて、次にどこへ向かえばいいか教えてくれるナビゲートキャラの存在は大きい。
またゲームバランスも非常に優れておりゲーム序盤の子供時代編では、3Dアクション初心者でも程よく進められる難易度。一方後半の大人時代編ではアクションもギミックも敵も強化された手強い難易度が待ち受ける。難易度の上がり方が丁度良いのでクリアしたときの満足度も高い。
ストーリー的にもゼルダ時系列の重要な分岐点となっていり、リンクvsガノンドロフの最初の対決を描いた作品でもある。ゼルダファンなら絶対に遊んでおくべきゲームであり、3Dアクション史の中でも文字通り伝説となった作品。
64の名作がどこでも遊べるようになっただけでもありがたいのに、内容も更に遊びやすく改善された良いリメイク。なんといってもグラフィックの綺麗さがヤバい。64の間抜け面リンクからイケメンリンクへと整形した。パチンコや弓矢はジャイロ機能に対応し当てやすくなった。その他にも細かい改善、ボス再戦や裏ゼルダなどの追加要素も収録された。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★★
時のオカリナの続編であるがシステムは大きく異なる。3日間システムというものがあり、ゲーム内では常に時間が流れる。3日経つと空から月が落ちてきて世界滅亡するという設定があるので、時のオカリナ(前作での重要アイテム)を使って3日前に時間を戻す必要がある。限られた時間の中で3日間を何度も繰り返しながら、月の落下を阻止する方法を探すというのがゲームの目的。NPCの行動やイベントなどは時間に合わせて多様に変化しておりとてつもなく作り込まれている。もうサブイベントが本編なんじゃないかというくらいに練り込まれており、やり込めばやり込むほどその作り込みに感動するだろう。
世界観もダークでホラー。同じ系列の作品で使いまわしも多いのに、前作の作風とは全く異なっている。こちらもやり込めばやり込むほどこの世界観の作り込みにびっくり仰天する。
難易度が非常に高めなことや、ホラー要素が多いこと、システムに少々癖があることなど、初心者にはおススメし辛い人選ぶ作品。だが大きな魅力を持っている作品であることは確かであり、虜になった人も多い名作。
時オカ3Dと同じくグラフィック向上&システム改善が行われたリメイク作。原作がとっつきにくい作品であった為か、非常に多くの部分にメスが入れられた。セーブがしやすくなったことや団員手帳でNPCの行動をいつでも確認できることなど、原作と比べて大きく遊びやすくなっており敷居も低くなった。今から遊ぶなら絶対こっち。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★☆☆☆
あのカプコンが開発した2Dゼルダであり、2バージョン発売がなされた。といっても内容はどちらも別物となっており、実質新作が2本発売したようなもの。大地の章はアクション要素が強く、四季のロッドというアイテムで四季を切り替えながらホロドラムという世界を冒険する。時空の章はパズルメインであり、過去と現在を行き来しながらラブレンヌという世界を冒険する。また2つの作品同士であいことばを入力しアイテムを入手できる「リンクシステム」というのも盛り込まれた。1作品だけでは完結せず、2つの作品どちらもクリアすることによって真の黒幕と戦えるという要素もある。2Dゼルダとして手堅い作りであり、2つ合わせてボリュームも十分なので、2Dゼルダ好きな人は遊んでおいて損はない。
お気に入り度★★★☆☆
おススメ度★★★☆☆
「触れるアニメ」をコンセプトに、トゥーンレンダリングされたデザインが魅力の3Dゼルダ。アニメーションは非常に可愛らしく、リンクも喜怒哀楽でリアクションが豊かに。また本作は海のゼルダであり、大海原を舞台に壮大な船旅をする。どこまでも広がる綺麗な海をシームレスに移動でき、多くの島々やサルベージポイントなど寄り道要素が満載だった。現代のオープンワールドゲームのような遊びを2002年の時点でやってのけていたのだ。広い海を自由に航海できるだけでテンションは爆上がりする。
新しい要素が満載だが、ストーリーやアレンジbgmなどはゼルダの伝説を継承している。システムも時のオカリナをベースとしてしっかり作られているので、3Dゼルダとして安定した作品と言える。
ただし最初こそ楽しく感じるが、ゲームを進めると海上移動が段々だるくなる欠点もある。いちいち風のタクトで風向きを変えるのもめんどくさくなるし、海上移動の速度も非常に遅いのも問題だ。またゲーム終盤の「トライフォースのかけら集め」というイベントが蛇足。トラーフォースの海図を見つけてトライフォースのかけらを集めるという過程を何度も繰り返す必要があるうえに、海図解読に必要なルピーの費用がクソ高い。作業感が強い非常にめんどうなイベントとなっている。
序盤の掴みは良いものの後半になればなるほどめんどくさい要素が目立つ竜頭蛇尾な作品。ポテンシャルはとても高いのでリメイクされると化けるであろう。
HDになったことでよりアニメ表現が可愛く綺麗に生まれかわったリメイク作。もちろん原作の不満点もかなり解消されている。船移動の遅さを解消する為に「快速の帆」というアイテムが追加。これを使うことにより通常の2倍の速度で海を移動することが可能。風のタクトでいちいち風を切り替える必要も無くなったので、非常に快適。
また物語終盤の「トライフォースのかけら集め」は大幅に簡略化されており、海図解読の費用も減らされ解読する海図自体も減った。それだけでなく、wiiugamepadを活かしたジャイロ機能やマップ表示はどれもスムーズにゲーム進行させることに成功している。
不満点をあらいざらい改善し、原作のポテンシャルを最大限引き出したとても良いリメイク作。今から遊ぶなた絶対こっち。switchへの移植も期待したい。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★☆
- ゼルダの伝説神々のトライフォース&4つの剣
これは未プレイなので語れない…。神トラはSFCで遊んだのでいいとしても、4つの剣は友達やGBA2台以上、そして通信ケーブルがないと遊べないので、今から遊ぶには敷居が高い…。
「ハイラルアドベンチャー」「ナビトラッカーズ」「シャドウバトル」の3つのモードが用意された多人数用パーティゲーム。前述したようにGBA2台以上や通信ケーブルに加えて友達も付属してないので、大半は遊べなかった…。ただし「ハイラルアドベンチャー」だけは一人でも遊ぶことは可能。
これはいわゆるステージクリア型ゼルダであり、スーパーマリオのような遊びに近い。多くのステージを決められたアイテムでクリアしていくのだが、ゼルダらしい謎解きは健在。神トラをベースにした2Dゼルダであり、4人のリンクを上手く使って解いていく仕掛けが多い。ジークロックやテスチタート、ファントムガノンやグフーなどのシリーズお馴染みのボスも2Dゼルダで戦えるのは嬉しい。またbgmはアレンジ曲が多めでありファンには嬉しいところ。
今から遊ぶにはいろいろ用意する手間や費用がかかる上に、そこまでして遊ぶほどの内容ではないと思える。ゼルダ好きなら遊んでみてもいいんじゃないかな。
お気に入り度★★☆☆☆
おススメ度★☆☆☆☆
三度カプコン開発となった2Dゼルダ。フォーソードと魔人グフーの因縁の始まりを描いた番外作。「エゼロ」という喋る帽子が相棒となったり、リンクが小さくなり小人世界を冒険できるのが特徴だ。といっても目新しい要素は無く、2Dゼルダとして堅実で安定した出来栄え。メインダンジョンこそ少なめだが、かけら探しやニテンドウなどやり込み要素がてんこ盛り。アクションや謎解きも良い感じで、ドットアニメも細かい。何気に時のオカリナやふしぎの木の実、風のタクトのいろんなキャラが大勢登場しているのも好きなポイントだ。シリーズの中では地味な印象だが、2Dゼルダが好きな人は遊んでも後悔はない。今ならwiiuのVCで遊ぶのがいいだろう。
お気に入り度★★★☆☆
おススメ度★★★☆☆
GC最後にしてwiiのローンチタイトル。光と影、2つの世界を救う為にリンクは戦う。グラフィックはリアル調となり、敵や質感は程よくグロくなった。システムは時のオカリナをベースにしつつ奥義や騎馬戦などの新アクションを追加。またストーリー上、リンクが狼の姿に変身する。センスで見えないものを見たり穴を掘ったりといった狼アクションと、剣とアイテムで戦う人間アクションの2つを切り替えながら進めていく。相棒キャラではミドナが登場。最初こそ棘のあるキャラ付けだが、物語が進むにつれリンクとの信頼関係が生まれていき、最終的にはツンデレとなる。ラストの展開もあって、歴代相棒キャラで一番好きだ。
ストーリーは一本道であり、寄り道要素はあまり無い。しかしそのメインストーリーがかなり長く、ダンジョン数は9個もある。マップの広さもブレワイが出るまではシリーズ最大であり、メインストーリーも王道かつ感動な物語が展開。普通にゲームをクリアするだけでも十分満足できる。
ゼルダの当たり前を詰め込んだ王道的なゼルダである。システム、ストーリー、ボリューム、どれをとっても高い完成度を誇る3Dゼルダ屈指の名作。
風のタクト同様にHD化されたリメイク作。やはり光と影の描写がより綺麗になった。原作の時点で特に目立った不満点はないのだが、人間と狼を一瞬で切り替え可能になったことや、梯子を上り下りする速度が上がったことなど、細やかな改善点がなされている。また獣リンクのアミーボを読み込むことで追加ダンジョンが遊べるほか、そのアミーボのに体力のデータを記録して、「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」でその体力を引き継いだ獣リンクを召喚できる、といった連動要素もあった。どのバージョンでも特に大きな変化はないものの、今から遊ぶなら画質や些細な改善点があるこの作品を遊ぶと良いだろう。switch移植期待。
お気に入り度★★★★★
おすすめ度★★★★★
風のタクトの続編であり、リンクも同一人物。本作の特徴は何といってもDSをフル活用した仕掛けの数々!タッチペンで移動したり剣を振ったり、ブーメランは軌道を線で描いて飛ばせたり、マップに仕掛けのヒントをメモ書きできたり。マイク機能も上手く使っており、プレイヤーが叫んだ大きさだけ値段が安くなる商品や、ゲーム内の遠くにいる人にリアルの声で呼んで気づいてもらったり。更にDSを閉じることで作動する仕掛けまでもある。ダンジョンの謎解きもDS要素満載で、特にボス戦は上画面と下画面をダイナミックに使った斬新な攻略を行う必要があってかなり面白かった。
その反面、船移動の速度が遅すぎることや、いちいち航路をタッチペンで描く必要があるなどの、風のタクトの不満点もそのまま残ってしまった。更に「海王の神殿」というダンジョンをゲーム内で何度も何度も攻略させられることも億劫だった。同じ仕掛けをひたすら作業的に繰り返すだけならいいのだが、時間制限付きかつ無敵で強敵であるファントムがうじゃうじゃいるという嫌がらせのような仕掛けになっている。
ストーリー面ではラインバックという相棒キャラがいい味をだしていたと思う。歴代ゼルダでは珍しく、何の能力も持たないただのおっさんが相棒なのだ。
少々足を引っ張てしまった部分があるものの、DSの機能を巧みに利用した仕掛けはかなり楽しかったので、いつもと違うゼルダが遊びたいという人にはもってこいだ。
お気に入り度★★★☆☆
おススメ度★★★☆☆
ゼルダの伝説トワイライトプリンセスの世界観でシューティングする。ただそれだけ。付属しているwiiザッパーという無駄にでかい専用の玩具に、wiiリモコンを装着して遊ぶ。シューティングゲームとして普通の出来であり、それなりに楽しめる。タートナック戦では蝙蝠に変身する攻撃パターンを見せてくれて新しい。何故かラスボスがハーラ・ジガントw。wiiザッパーは今でも家にあります。
お気に入り度★☆☆☆☆
おススメ度☆☆☆☆☆
- ゼルダの伝説大地の汽笛(DS)
夢幻の砂時計の続編であり、システムも前作をベースとしている。タッチペン操作やDSを活かした謎解きの面白さはそのままに、今回はファントムを操作可能。溶岩の上を歩いたりリンクが倒せない敵を倒してくれたりする。2人のキャラを同時に動かせるのはタッチペン操作ならではといったところか。またゼルダ姫がゲーム内でずっと行動を共にする珍しいゲームである。今作のゼルダはコミカルでおてんばであり可愛い。
ただし今作はマイク操作が非常に多いのが難点だ。序盤からマイクに息を吹きかけるアイテムや仕掛けが多く登場する他、大地の汽笛という楽器を演奏する際にも使用する。その大地の汽笛での演奏の難易度がかなり高い。マイクに息を吹きかけながらタッチペンでも操作するという高度なテクニックが求められる。判定は厳しめで失敗すればするほど肺活量的にきついので負の連鎖に陥る。自分は最終手段として扇風機を使いましたw。
今作のテーマである汽車による移動にも大きな不満点が残る。移動スピードがあまりにも遅すぎる。そのうえボンバー列車というお邪魔障害物を回避する必要があるので、目
的地に着くまで更に時間がかかってしまうのだ。そのうえ今までのゼルダと違ってフィールド探索要素も皆無であり、そうかといって放置していると敵に襲われてしまうので目が離せない。前作では手軽にワープ可能だったが、今作ではワープ地点に行くという工程を踏む必要がある上に、ワープ地点を増やすのにも面倒なサブイベントをこなさなければならない。要するにフィールド移動が面白くない。この点だけはどうしても許すことができず、自分の中では評価が低い…。とはいえしっかり作られているのも事実で、フィールド移動とマイク操作が許せる人は遊んでみてもいいかもしれない。
お気に入り度★☆☆☆☆
おススメ度★☆☆☆☆
今までの3Dゼルダは時のオカリナをベースにした作品だったが、このスカウォからはあらゆる要素が見直され生まれ変わった。まずUIやインターフェースは一新されゲーム中に時間を止めずスムーズにアイテム切り替えできるようになった。またスタミナゲージという要素も導入。走るのも登るのも何をするにもスタミナゲージを消費しながら行う。これにより程よく制限がかかりアクションのメリハリがついた。
今作の大きな目玉要素としてはwiiリモコン+による直観的な操作性だろう。特に剣を振る操作は、手の動きを正確に読み取ってくれるので、まるで自分が剣を持って振っているかのような感覚になる。それに合わせて敵との戦闘も「特定の方向のみでしか斬れない」「相手のガードの隙を突く」などの概念が導入された。従来のゼルダは戦闘よりも謎解きを重視していたが、今作では剣を巧みに操作する熱い戦闘に重点が行われている。慣れが必要なものの、感覚を掴むと非常に楽しい戦闘となっている。
今回主な舞台は大空でありロフトバードという鳥に乗って空を自由に飛べる。フィールドには様々な寄り道用の空島や、拠点であるスカイロフトにも多くのサブイベントが用意されている。また地上には更に広大なフィールドが広がっており、フィールド探索にもかなり遊びごたえがある。数多くの寄り道要素、探索要素、そして敵との熱い戦闘に謎解き。もはやフィールド全てがダンジョンといっていい。普通に遊んでも50時間はかかるボリュームであり濃密ゼルダと宣伝していただけはある。
ストーリーはゼルダの伝説始まりの物語となっており、時系列の一番古い物語である。マスターソードの誕生や邪悪な存在との因縁の始まりが描かれ、シリーズでも重要な作品。更にゼルダとリンクの距離が歴代で一番近く、助けたいという気持ちにも繋がる。エンディングはかなり感動的なので、シナリオを楽しみたい人も満足できるだろう。
今までのシリーズから大きく変わったにも関わらず圧倒的に高いクオリティを誇る。wiiリモコンの直観的な操作は本作でしか味わえない魅力があるので是非ともお勧めしたい。switchにHD移植できねぇかなぁ。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★★
ゼルダシリーズでは無いかもしれないけど、これも好きなんで語らせて下さい!ニンテンドーランドというパーティ用ゲームに収録されたモードの内の一つなのですが、これが本当に面白い!wiiugamepadで弓矢を、wiiリモコン+で剣と盾を、2つのアクションを使いこなしながら謎と敵がいっぱいのハイラル世界を冒険する気分になれるゲーム。コースクリア型であり、全20個のステージが用意。世界観やbgmはゼルダを踏襲しつつ、友達と遊ぶと非常に面白い。クリア後は裏ゼルダもあるので、一つのモードとしてはかなりボリュームがある。難点としては、やはり遊ぶための敷居が高いこと。wiiuにwiiリモコン+が人数分、何より友達は付属してこないので…(一人でやるとあまり面白くない)。ニンテンドーランド自体がwiiuでしか遊べない、移植不可能なソフトでもある。もし環境が揃ってる方がいれば是非おすすめしたい一作。
お気に入り度★★★★☆
おススメ度★★★☆☆
まさかの神トラの正統続編であり、久しぶりにボタン操作で遊べる2Dゼルダ。XとYボタンがアイテムに振り分けられ、今までの2Dゼルダと比べて操作性が大幅に快適化。更に2Dだからこそ面白い3D立体視を使った奥行きがある仕掛けの数々はお見事。
今回のリンクはガノン復活を企むユガという男に魔法をかけられ壁画となって自由に移動できる能力を身に着けた。壁に入ることで見えなかったものが見えたり、壁を移動することで普段は行けない所へ行けたりと、面白いギミックである。
アイテムレンタルシステムというのも採用され、今回は序盤から全てのアイテムがレンタルできる。アイテムを借りることで、好きな順番でダンジョンを攻略することが可能。高額だがお金を払うことでアイテムを永久買取することもできる。
bgmや世界観は神トラを現代チックにアレンジされており、まるでリメイク作品のような出来栄え。それでいてストーリー展開はなかなか斬新なものとなっており、終盤の展開には驚くだろう。
ボリュームは若干少なめだが、サクッと楽しめてゼルダ入門用にもお勧めできる良作だ。2Dゼルダ最高傑作といっても過言ではない。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★★
コーエテクモゲームズ開発によるゼルダの伝説と無双シリーズのコラボタイトル。YとXを連打するだけの簡単操作で、大勢群がる敵をなぎ倒す一騎当千の爽快感をそのままに。ゼルダの世界観で繰り広げられる新たな無双ゲームだ。操作キャラは全29人と、意味わからないくらい多い。歴代ゼルダから様々なキャラが大集合しており、原作再現度の高い技や武器の数々で大暴れ!
ステージやbgmやシステムなど、あらゆる要素にスタッフのゼルダ愛が盛り込まれたファン向けお祭りゲー。ゼルダ好きであればあるほど楽しめる。
switch版ではwiiuと3DSの追加コンテンツも全て収録しているので、ボリュームが膨大すぎて遊びきれないほど増えている。オリジナルシナリオが楽しめるレジェンドモードや、簡単な謎解きをしながら広大なマップを探索するアドベンチャーモードなど、やり込み要素は多すぎて困るほどある。ゼルダファンで遊んだことがない人は100%遊ぶべきなファン向けゲームだ。
お気に入り度★★★★☆
おススメ度★★★☆☆
ごめんなさい。未プレイです…。当時は色々な理由で購入を断念し、今から遊ぶのにもオンラインゲームなので手が出しにくいという…。一応一人用モードもあるみたいだけど。
目に見える景色、全て探索できます!あまりにも自由で広大すぎる世界がそこにあった。ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドはこの記事の中で最もおススメしたい最強の神ゲーだ。「ゼルダの当たり前を見直す」というコンセプトのもと、全てが新しくなったゼルダ。
今までのゼルダは決められたダンジョンを決められた順番に攻略する王道なゲームだったが、ブレワイはそういった要素を一切廃止。どこへ行くのも何をするにも全てプレイヤーに委ねた自由なゲームなのだ。目に見える景色で行けない場所は基本的に無く、しかもチュートリアルさえ終われば世界中のどこにだって行ける。謎解きの回答だって一つとは決めらてない。ありとあらゆる手段でダンジョンを攻略することができるほか、解けないダンジョンがあればスルーすることだってできてしまう。
bgmも主張しすぎず、プレイヤーの行動に合わせて変化する。グラフィックもリアルとトゥーンアニメ調をミックスしたような美しい世界を構築。フィールドは歴代最大の広さであり、数多くの探索要素やダンジョンや寄り道要素が詰め込まれたせいで密度も歴代最高となっている。
何者にも縛られないその圧倒的な自由度と世界の広がりは、自分が本当にハイラル世界に存在しているかのような空気感を感じられる。そう、もはやオープンワールドではなく、オープンエアなのである。まさしくも私たちが体験したことない全く新しいゲームを作り上げた。
ストーリーもゲームシステムを邪魔しないように過去の出来事が断片的に明かされていくという手法を取っている。。最初は記憶を失ったリンクと同じくこの世界のことを何も知らない無知なプレイヤー。自由な世界を探索して過去の出来事を知れば知るほど、悲劇的な事実に苦悩することになる。キャラの個性付けが上手いのは勿論、特にゼルダ姫は歴代ゼルダの完璧な姫様とは一味違う、不完全な人間らしい所も描かれており斬新。またイベントシーンは日本語ボイスが採用されており、物語をより盛り上げてくれる。
回復ハートは存在せず食糧は自然の中の狩りで調達するサバイバル要素、広いフィールドでも迷わないように丁寧に作られたマップ機能、アイテムやアクションを駆使した戦略性の高い戦闘など、挙げれば切りがないほど評価点がでてくる。
また追加コンテンツでは、高難易度のミッションや追加シナリオ、特別なアイテムや衣装などが用意され、ブレワイの世界を更に楽しむことができる。
総合的な完成度や面白さは群を抜いて高いレベルでまとまった最高傑作。その出来栄えは良作揃いの任天堂作品の中でもトップクラスの出来であると言える。switchを持ってるなら絶対に遊ぶべきゲームだ。
お気に入り度★★★★★★
おススメ度★★★★★★
ネクロダンサーとのコラボ作品える。リズムに合わせて敵を倒す面白さを、ゼルダの世界観で味わえる。細かく描き込まれたドット絵や上手くアレンジされたゼルダキャラクターが魅力的なファン向けゲーム。何より歴代の曲をミックスしたノリノリなbgmアレンジが最高だ。リズムに合わせての戦闘や謎解きは最初こそ慣れずに死にゲーと化すが、リトライ地点やワープ地点は複数用意されてあるので、そこまでストレスは感じさせない。何よりダンジョンの謎解きやフィールド探索の出来栄えは2Dゼルダをしっかり踏襲していて面白い。2Dゼルダの新作気分で楽しめるだろう。ボリュームは短めで値段相当といってところか。手軽に楽しめるゼルダファン向けリズムアクションアドベンチャー。
お気に入り度★★★★☆
おススメ度★★★☆☆
3Dソニックをざっくりと振り返る
DCで発売されたソニックシリーズ初の3Dアクション。3Dになってもソニックのスピード感は健在で、3Dになったことによりステージやギミックも迫力満点。操作性も非常に軽快かつスピーディーなので動かしているだけで楽しい。
また、ソニック以外にもテイルス、エミー、ビッグ、ナックルズ、オメガといったキャラも操作できる。シューティングや鬼ごっこや釣り(釣りは正直微妙)など、キャラごとに違った遊びが楽しめる。ストーリーもそれぞれのキャラごとに用意されており、全6キャラのストーリーを全てクリアすることで物語全体が見えてくるとともに、ラストバトルに挑むことができる。
bgmはノリノリでテンションが上がる良曲ばかりで、イベントシーンはフルボイスとなった。デザインも一新され、俗にいうモダンソニックの誕生である。初めての3Dにして、アクションもストーリーもbgmもよくできた名作。
今から遊ぶとなるとHD版がPS3にあるのでそちらがおススメ。GC版もあるよ。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★☆
大まかな内容は前作と同じで、ソニックだけでなく様々なキャラでストーリーを進めていく方式だ。今回はヒーローサイド(ソニック、テイルス、ナックルズ)とダークサイド(シャドウ、ルージュ、エッグマン)の2つの勢力でシナリオが進む。同じ場面でもサイドごとに細かな違いがある。勿論キャラごとに遊びも違う。ソニックとシャドウは3Dレース。テイルスとエッグマンはシューティング、ナックルズとルージュは探索ゲームが遊べる。どのゲームも完成度は高く、遊んでて楽しい(カメラワークは悪いが)。
また本作はソニック史上最も熱いストーリーが魅力的。序盤はカオスエメラルドを巡って争う二つの勢力を描くが、後半になると状況は一転し人類滅亡の危機が迫る。二つの勢力が一致団結して最終決戦に向かう展開は神。bgmも相まって非常に胸熱。キャラ人気も高く、今作から登場したシャドウは、純粋なカッコよさや作中での活躍によりとても印象に残るだろう。
アクションだけでなくストーリー性キャラクター性を極限まで高めた神ゲー。今から遊ぶならps3にHD版がある。GC版もあるよ。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★★
ソニックアドベンチャーのキャラゲー路線を継承し更に発展させた。ソニック、ナックルズ、テイルス、ルージュ、シャドウ、ガンマ、クリーム、エミー、ビッグ、ベクター、チャーミー、エスピオの12キャラが使用可能。キャラが多いために3人1組のチームアクションとなっており、スピード、フライ、パワーの3タイプに分かれていることが特徴的。仲間と合体して空を飛んだり、連携技を繰り出したり、ステージの仕掛けもチームアクションで解いていくものが多い。
スピード感や爽快感はあるのだが、今作は難易度が高いので楽しさよりも苦しみを感じやすい。ステージは全体的に長くなり、後半になるとステージも嫌らしい構成が多く、気持ちよく走ることができない。また完全クリアするためにはカオスエメラルドを全て集める必要があるのだが、集めるためのミニゲームの難易度が非常に高い。
歴代キャラオールスターといった内容であり、ソニックが好きなら楽しめるのだが、初心者にはなかなかおすすめし辛い惜しい一作。
お気に入り度★★★☆☆
おススメ度★★☆☆☆
シリーズ15周年記念作品でありファンからは新ソニと呼ばれている。アドベンチャー路線を継承した最後の作品であり、ソニックとシャドウとシルバーの3キャラが使える。ストーリーも壮大で個人的にはかなり良かったとは思うが、それ以外の問題点が多すぎた。
なんといってもロードが超長い。何か行動するたびに頻繁なロードが入り、スピード感なんて無い。ステージに入る前の探索パートもヒントが不十分で、NPCのモデリングも微妙。肝心のステージパートは難易度が理不尽レベルに高い箇所があり、死にゲーと化す。走っている際のソニックの挙動も違和感を感じるものがある。
問題点が山済みであり、クソゲーと言われても仕方がない残念な出来。即売りました。
お気に入り度★☆☆☆☆
おススメ度☆☆☆☆☆
PS3版とwii版があり内容も大きく違うのだが、俺が遊んだのはPS3版なのでそっちについて語る。前作から大幅に改善されており、ロードも速くなった。ソニックの速さもパワーアップしており、今作から「ブースト」と呼ばれるシステムが登場。ゲージを消費してとてつもない速度で駆け抜けることができるシステム。そのスピード感は過去作と比べても比較にな来ほどぶっ飛んでおり、シリーズ1のスピード感を楽しめる。ただブーストしているだけでは障害物にぶつかって動きが止められる。ステージの配置をしっかり覚え、適切なアクションでブーストや他のアクションも上手く決めていくことで、爽快に駆け抜けることができるデザインとなっている。つまり慣れゲー。
また別の夜パートというものがあり、ソニックがウェアホッグという腕が延びる怪物へと変貌し、パワフルな無双アクションが楽しめる。だが、難易度が異常に高いのとそこまで爽快でもないこと、何よりスピード感が無いことなどから正直蛇足と言わざるを得ない。
操作キャラはソニックのみであり、出てくるキャラも少なくストーリーも簡素。アドベンチャーの路線とは良くも悪くも全く違うゲーム内容となっている。
お気に入り度★★★☆☆
おススメ度★☆☆☆☆
ワールドアドベンチャーの路線を継承したため、ブーストアクションは健在。それに加えて本作は「カラーパワー」という新アクションが楽しめる。ウィスプと呼ばれる異星人の力を借りたソニックは色ごとに違う様々なアクションを使用可能。カラーパワーは上手く使えばソニックのスピード感を高めることが可能で、蛇足にはなっていない。またステージの構成がだいぶ簡単でシンプルとなっている。その為適当にブーストしてても気持ちよく走れるので初心者でもおススメ。久々にゲームバランスが良いソニックとなった。
ただしストーリーは相変わらず簡素で、ソニックも変なジョークを連呼する為若干キャラ崩壊となっている。
お気に入り度★★★★☆
おすすめ度★★★★★☆
- ソニックジェネレーションズ 白の時空(PS3
シリーズ20周年を記念したお祭りゲー。スピンアタックで駆け抜ける懐かしい2Dアクションのクラシックソニックと、ブーストで駆け抜ける大迫力3Dアクションのモダンソニック。2つのアクションが楽しめる。どちらもスピード感抜群で爽快。
また登場するステージは歴代ソニックシリーズの人気ステージをリメイクしたもの。美しく新しく蘇った懐かしのステージを走れるのはファン感動。ステージのバランスも良し!
bgmも歴代の名曲アレンジ満載。キャラクターも歴代キャラ大集合。やり込み要素も満載でおまけとして初代ソニック・ザ・ヘッジホッグを遊ぶことも可能。
20周年に相応しいソニックシリーズの集大成と言える名作。
お気に入り度★★★★★
おススメ度★★★★★
今までのブーストアクションを取っ払い、完全に新しい3Dアクションに生まれ変わった挑戦作。スピード感は前より無くなっているものの、パルクールで気持ちよく壁移動したり、ホーミングアタックで敵をまとめて倒せたりと、今までとは違った楽しさがある。そしてカラーズのカラーパワーも続投。wiiuを活かした新たなカラーパワーも登場した。使い勝手には少々難ありだが。
ストーリー面では「エッグマン6鬼衆」と戦う。6鬼衆は個性的でよかったが、既存キャラの微妙なキャラ崩壊に違和感が残る。特にテイルスは酷く、従来のマイルドな性格から一変し、嫌みや皮肉を言うトゲのある性格となってしまった。
新しいアクション性はスピード感よりもコースを気持ちよくクリアしていくことを重視されており、ソニック的楽しさよりもマリオ的楽しさに近い。スーパーソニックギャラクシーというのがしっくりくるだろう。ただ後半の難易度はかなり高いので、アクション苦手な人はあまり勧められない。
お気に入り度★★★☆☆
おススメ度★★☆☆☆
マッスルズを見て購入するのをやめました。
- ソニックフォース(switch)
ワールドアドベンチャーの路線に回帰してブーストアクションが復活した最新作。スピード感はやっぱり抜群で、ステージビジュアルも歴代で最も美しい。難易度はかなり簡単で、初心者でも気軽にブーストアクションの爽快感を味わえる。
また本作はアバター機能を搭載しており、自分だけのオリジナルキャラを作って遊ぶことが可能。マイアバターのコスチュームや武器はめちゃめちゃ豊富であり、カスタマイズがあつい。マイアバターはソニックとは違った楽しさがある。
bgmも神がかっており、主題歌のfirstbombやステージbgmはどれも痺れる。
ただ全体的にボリューム不足な面は否めない他、久しぶりに多くの歴代キャラが登場する割には大して活躍もしない。何よりカオスと全く戦わなかったのは肩透かしすぎた。ソニック初心者でも割と楽しめる作品となっているが、ソニックファンからすると少し肩透かしをくらう部分もある。ゲーム自体は特に不満な点も無く、楽しく爽快なアクションゲームにまとまっている。
お気に入り度★★★★☆
おススメ度★★★★☆
ピクミンと俺
- トラウマから始まったピクミン2
小学5年生のクリスマス。サンタさんに頼むプレゼントを探してゲーム屋を見て回っていた俺は、当時あるゲームに目を奪われた。そう『ピクミン2(wii版)』である。目に止まった理由は単純、パッケージが可愛いかったから。当時の俺は可愛いものが好きであり、カービィやらヨッシーやら好きだった記憶がある。
そんなわけでサンタにもらったピクミン2を遊んだわけだが、中身は恐怖のトラウマゲーであった。
まずピクミン2とはどういうゲームなのか。ピクミン呼ばれる不思議な生き物を従えて、主人公のオリマーがお宝を集めて借金返済を目指すアクションゲーム。ピクミンは小さく非力だが、とても賢い。プレイヤーがして欲しい行動を、投げるだけで行ってくれる。アイテムの近くに投げれば運び、壁の近くに投げれば壊してくれる、敵に投げれば戦ってくれる。また、ピクミンは数を増やす方が可能で、多ければ多いほど作業の効率が上がる。ピクミンを増やして減らさず、限られた時間の中より効率よく作業を進めていく。要するに世界一楽しい作業ゲーである。
ピクミン2はシリーズ最大ボリュームがウリとなっており、集めるお宝の数や原生生物の数も多く、クリア後もストーリーが続く点など、長くやり込める良作だ。そして恐怖のトラウマ原生生物も多い。
①ヘビガラス
まずビジュアルがキモ過ぎる。胴体はヘビ、頭はカラスという絶対に組み合わせちゃいけない2匹を合体させてしまったキマイラ的生物。しかも普段は穴の中に隠れており、近づくと奇声とともに飛び出してくる。キモい生物がキモい声とともに何の前触れもなくいきなり飛び出してくるもんだから、初見時のインパクトは凄まじく見事トラウマに。実際の強さはそこまででもないが、討伐すると頭が取れてその場にボテッと落ちる。おい!任天堂!こんなのちびっ子が見たら泣いてまうわ!死後も精神的ダメージを与えてくる凶悪な原生生物。ちなみにシリーズ皆勤キャラ(heyピクを除く)なのでどの作品でもトラウマが蘇ります。
②クマチャッピー
名前の通り、目にクマができるほど不眠不休で常に動き回る凶悪生物。多くのチャッピーは基本寝ており不意打ちが可能なのだが、こいつだけは寝ない。しかもチャッピーの30倍くらいは手強く、普通に戦うと多くのピクミンが犠牲になる。初見プレイの時、やっとの思いでクマチャッピーを倒し、死骸を放置してつぎの作業に移った。しばらく時間が経つと、ピクミンの悲鳴とともに数が減っている。何が起きたのかと周りを見渡してみると、なんとクマが復活していたのだ。
復活機能付きとか怖すぎるやろ!そして無事トラウマ確定。いちおう雑魚的の部類なので数も多く、ゲーム内で何度も何度も遭遇することになる。ゲキニガスプレーが役に立つ。ちなみにこいつもシリーズ皆勤キャラです。
③アメボウズ
シリーズ最大級、そして任天堂作品中でも屈指のトラウマモンスター。見た目はぷにぷにしたスライム系、何故か手に持ったロードローラーでどこまでもプレイヤーを追いかけて潰そうとする悪魔。こっちの攻撃なんて全く無効。倒すためには紫ピクミンが必要なのだが、アメボウズがいる地下洞窟(ダンジョン)は最下層まで紫ピクミンを入手することが不可能。
まるで嫌がらせのようなステージ構成。ついでに言うとボスは最下層のボス部屋にいるという常識は通用しない。なんと最下層以外のエリアでも普通に登場する。当然紫ピクミンがいないので倒すことができない。ゆっくり探索なんて不可能であり、常に焦らせる。bgmも不気味。つまり倒せない敵がどのエリアでもずっと追いかけて潰そうとしてくるというわけだ。
こんなのトラウマにならないわけがない。怖すぎた。幸いピクミン2にしか登場しないのが救いだ。
他にもトラウマ生物はいる。タマコキンやダマグモキャノンや赤ヘビガラスなど。そんな怖い生物ですらどこか魅力に感じるピクミン2に取りつかれた俺は、なんとかお宝コンプリートまでやり込んだ。当然そこで終わるはずがない。ピクミン1にも手を出したのであった。
- ピクミン1もやっぱり面白い!
ピクミン1(wii版)も勿論ハマった。2と比べるとボリュームも少なく、コンパクトな印象を受ける。隕石にぶつかってとある惑星に墜落したオリマーは、全30個の宇宙船のパーツを集めるというのがストーリー。2との大きな違いは30日以内という日数制限があるということ。この制限が実にシビアで、のんびりしていると当然余裕がなくなるし、1日1パーツのペースで集めても何とか間に合う絶妙さ。仕掛けの配置やピクミンの能力をしっかり把握すれば、作業効率が上がって一日にできる作業が多くなる。ボリュームが少ないということはリプレイ性も高く、2周3周と遊んだ。当然やり込めばやり込むほどより少ない日数でクリアできるようになり、その上達感が凄く楽しかったな。宮本茂氏は「ピクミン1の時点でかなり良いものができた」と語っているが、その言葉に嘘はなく、1作目で既にピクミンというゲームの真髄を味わえる良作だ。
- 世間の評判なんて関係ねぇ!俺はピクミン3も好きなんだ!
そして2013年にwiiuで発売されたピクミン3.当然リアルタイムに購入して完全クリアまでやり込んで楽しめた。しかしこのゲームは世間の評価は少し低め。ボリュームは少なめだし、2で好評だったお宝図鑑や生物図鑑や隊列移動といった要素は消えているし、セーブデータが一つしかないし(これは自分も不満)、主人公が変わった割にはキャラに愛着が付きづらいなど。
だが、それらはほんの些細な点であり俺はあまり気にならなかった。ステージ構成やピクミンの役割を把握して適確な指示を出せれば、より効率的な作業ができるというピクミン1からの面白さ。キモいかつ凶悪かつ魅力的な原生生物は、HD画質になったことによって2よりも迫力が増した。数多くのフルーツ(収集アイテム)やハイスコアを目指すのが楽しいミッションモードなど、やり込み要素も悪くはない(2がボリューム多すぎただけかもしれない)。
勿論進化した部分も多い。主人公は3人となったおかげで作業分担が効率よく可能になったことや、wiiugamepadをフル活用したマップ機能や自動移動機能、羽ピクミンと岩ピクミンの登場により新たな面白さを確立したことなど、そんな新しい要素にもいちいち感動していた記憶がある。
正直ピクミン3は間違いなく良作だろう。2で好評だった要素がほとんど無くなっていることが、評価が分かれる原因だろう。
しかし10月に発売される「ピクミン3デラックス(switch)」では2の要素が復活してボリュームもさらに増えているのである。これもう無敵なんじゃないかな。当然俺はピクミン3DXm買ってやり込むつもり。ピクミンサイコー!ピクミンフォーエバー!